ホルモン補充療法は心配ない?気になる効果と副作用とは

女性は、40代、50代で、閉経に向かう準備期間として人によって違いはありますが、閉経の前後10年ほどの間カラダが変化していく更年期に入ります。

この時期の女性は、卵巣機能の低下により女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少していきます。

それにより、様々なカラダの変化や不調を受けるようになってしまいます。

また、見た目にも変化があり、自分の老いを感じてしまうデリケートな時期となります。

その不調に悩まされながらも、仕事や家事をこれまで通りこなしていく人もいれば、ふさぎ込みがちで仕事や家事をうまくこなせなくなってしまうという人もいます。

このデリケートな時期を少しでも穏やかに、そして健康的に乗り切るために更年期に良いとされるサプリや食事療法などを取り入れてセルフケアする人もいるでしょう。

でも、自分の力だけではどうすることもできないという人はクリニックでのホルモン補充療法でケアしていく人もいます。

ホルモン補充療法とは、どのようなもので、どのように進めていくのでしょうか?

治療の内容や種類、効果や副作用などを説明します。

ホルモン補充療法とは

ホルモン補充療法とは、更年期に乱れてしまうホルモンバランスをホルモン剤を用いて整え、更年期障害の症状を和らげる治療です。

ホルモン補充療法の種類

ホルモン補充療法には、

  • 経口剤(飲み薬)治療
  • 経皮剤(貼り薬、塗り薬)治療

の2種類があり、それぞれを症状や希望に応じて処方してもらうことができます。

経口剤(飲み薬)治療

経口剤治療は主に4つの種類があります。

エストロゲン剤とプロゲステロン剤の服用

この治療に使用される薬は、エストロゲン剤としてプレマリン錠ジュリナ錠が主です。

プロゲステロン剤としては、プロベラ錠などが一般的となります。

エストロゲン剤とプロゲステロン剤を合わせて服用する場合は、更年期に入ってからの期間や今後の希望などによって服用方法が変わります。

閉経して5年以上たっている場合は、医師の指示のもとエストロゲン剤と、プロゲステロン剤を両方続けて服用します。

この服用をいつやめるのかなどは、症状の改善度合いなどと合わせて医師へ相談し医師の判断で決めることになります。

閉経して5年以内である場合は、医師の指示のもとエストロゲン剤のみを続けて服用し、経過を見てエストロゲン剤と合わせてプロゲステロン剤も服用していきます。

エストロゲンとプロゲステロンが一つになった薬の服用

この場合の治療は、一般的には貼り薬となりますが、皮膚が弱い人などはウェールナラ配合錠などの経口剤での治療もあります。

続けて服用するようになります。

両方の女性ホルモン剤を服用しながら、ホルモンバランスを整えていくような治療となります。

エストロゲンのみの服用で心配される乳がんの予防のためにもプロゲステロン剤が必要となる場合もあります。

エストロゲンの単剤服用

手術で子宮を摘出している人は、エストロゲン単剤を続けて服用します。

この場合のエストロゲン剤は、プレマリン錠ジュリナ錠エストリール錠が一般的です。

更年期に減少してしまうエストロゲンを補う目的の治療となります。

低用量エストロゲンの服用

更年期症状の軽い人の場合、低用量エストロゲン剤の服用となります。

この場合、エストリール錠ホーリン錠が一般的となります。

エストロゲン作用の低い服用薬となります。

他にも、膣錠を処方されることもあります。

経皮剤(塗り薬、貼り薬)治療

経皮剤治療の種類は主に2つです。

エストロゲンとプロゲステロンが一つになった薬

メノエイドコンビパッチなどがあります。

医師の指示のもと、週に1回や2回とお腹に貼り、お腹から女性ホルモンを吸収させる治療となります。

お腹から直接吸収させるため、肝臓への負担も少なく安心して続けることができます。

エストロゲンの単剤

この場合、貼り薬ならエストラーナフェミエスト、塗り薬ならル・エストロジェルディビゲルなどのジェル剤があります。

減少するエストロゲンをお腹から吸収させる治療法となります。

ホルモン補充療法といっても、症状や体質によって使用する薬も用法も違います。

どのようなホルモン補充療法になるかは、医師の判断や本人の症状などで変わってきますので、クリニックでの治療を受ける際は自分の症状や希望をしっかり伝えることが大切です。

ホルモン補充療法の効果

ホルモン補充療法は、更年期障害の様々な症状に悩む女性に高い効果をもたらしてくれます。

ホルモン補充療法が有効となる主な症状は、

  • ホットフラッシュ
  • 更年期障害による動悸、息切れ
  • 多汗
  • 血行不良
  • 自律神経の不調
  • 骨粗しょう症の予防、改善
  • 委縮性膣炎
  • 性交痛

などになります。

特に、自律神経の不調を改善していくことで、様々な更年期障害症状が軽減されます。

また、この時期の女性特有の外見的な悩みにも効果が期待されます。

  • エストロゲン不足による肌の乾燥
  • 肌のハリ不足
  • 肥満による脂質異常

など、ホルモン補充療法は更年期女性の様々な悩みを解消することができます。

更年期症状を改善し、見た目も良い方へと変化していくということは、この時期の女性にとっては大きなメリットとなります。

ホルモン補充療法の副作用

ホルモン補充療法は、更年期の女性にとってとても心強い治療ではありますが、やはり副作用を心配して治療を受けることを躊躇する人もいます。

ホルモン補充療法の副作用は、どの様なものがあるのでしょうか。

気になる副作用は、

  • 不正出血
  • おりものの増加
  • 乳房の張りや痛み
  • 下腹部痛
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 胃の不調
  • 食欲不振

など、数多くあります。

また、経口剤治療による、ホルモン補充療法は、静脈血栓塞栓症にかかるリスクが高まると言われています。

ホルモン補充療法は、長く続けて良い治療法ではありません、どのくらい続けていくのか、また、どの程度続けていいのか医師へしっかり相談して検討することが重要です。

経口剤治療によって、症状が少しでも軽くなった場合は、貼り薬や塗り薬に変えていくクリニックもありますので、経過を細かく医師へ伝えることも大切です。

ホルモン補充療法は、確実に更年期障害の症状を和らげてくれる治療でありながら、その治療に踏み切れない女性が多くいるのは、やはり副作用などの心配があるからでしょう。

副作用の中の頭痛、吐き気、胃の不調などは、更年期症状にもみられるものでもありますから、「どちらを取るか」とも考えてしまいます。

更年期症状がひどく、日々辛い思いをしている人は検討してみるのも良いですが、その症状がそこまで重くない人は、規則正し生活やバランスの良い食事、サプリメントトなどでケアして様子を見てもいいでしょう

ホルモン補充療法ができない人もいる

更年期障害症状がひどくても、残念ながらホルモン補充療法を受けられない人がいます。

ホルモン補充療法をすることで、悪化してしまう様な持病を持っている人はこの治療ができません。

主には、

  • 乳がん、または乳がんを患った事がある人
  • 子宮がん、または子宮がんを患った事がある人
  • 血栓症の治療薬を服用している人
  • 血糖降下剤を服用している人
  • 脳卒中を患ったことのある人

などがあげられます。

ホルモン補充療法を検討する場合は、これまでの病歴なども詳しく医師に伝える必要があります。

まとめ

ホルモン補充療法は、更年期障害にとても効果的な治療と言われていますが、更年期に悩む女性の全てがこの治療を受けているわけではありません。

そこにはやはり、副作用の問題や薬によってホルモンバランスを変えてしまうということへの不安などが大きくあるからでしょう。

更年期は、なんとも言えない症状に襲われてしまう厄介な時期ではありますが、健康的な食事や生活を心がけ足りないものはサプリなどで補うというケアで乗り切る人も多くいます。

まずは自分の症状をよく把握して、ホルモン補充療法が本当に必要かどうかじっくり考えることが大切です。

▼ラクトビオン酸プラスのエクオール詳細はこちら▼

エクオール

このページの先頭へ